スマートフォンの通話料圧縮

いわゆる「格安SIM」の弱点として、携帯電話大手3社より通話料が割高になる場合があります。
大手が扱っている通話し放題プランは「格安SIM」サービスにはあまり普及していません。
日常的に発信通話の時間が長い、頻度が高い人なら大手の方が全体として割安になり得ます。
いっぽう、在宅家業で固定電話も使えるといった場合、通話し放題プランの必要がありません。
私の場合、携帯電話(スマートフォン)はほぼ着信専用です。
スマートフォンから発信する通話料は毎月100円ほどしかかかっていません。
普段はスマートフォンから発信することがほぼない人でも、旅先では得てして頻度が上がります。
海外旅行が趣味の友人は、旅先から家族への連絡だけで1万円を超えたこともあるそうです。
事情を聞いてみると、国際ローミングを使ったせいでした。
スマートフォンにSIMロックがかかっているため現地SIMが使えなかったのです。
また海外では電話の受信にも通話料がかかります。
こうした一時的な出費対策に「LINE Out」を提案したところ、かなり驚かれました。
モバイルルーターを利用すればデータ通信に国際ローミングを使う必要はなくなります。
データ通信が使えればLINE Outも使えるので、国際ローミングを経由せず通話できます。
もちろん国内では特にモバイルルーターを使う必要もありません。
海外での節約に応用する場合、発信専用のサービスである点に注意が必要です。
国際ローミング着信をすぐ切って折り返すのが気になる人はこの手法をやめておきましょう。
通話音質と安定性の保証はないようですが、こだわりがなければ有力な選択肢だと思います。
利用条件については「LINE Out」公式サイトをご参照ください。

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